
今日の解説トリックは「ブリング・ウィップ」。利き手で作った糸の輪を上からヨーヨーに引っ掛けるトリックです。やってみると解るんですが下から引っ掛けるよりもはるかに難しい内容になっています。また、出来るようになっても無理なくきれいに決められるようになるまでには更に時間がかかると思います。あ、ちなみにトリック名は便宜上適当に付けているだけで、正式な名前が別にある可能性が高いのでご了承下さい。笑
解説ビデオ
トリックプレビュー
1:利き手の形の確認
まずは利き手中指から伸びている糸に親指を添え糸の輪を作る準備をしましょう。もちろん、この形からでなくてもいいんですが、この形から始めるほうが輪を振り回す際に一番力が入りやすいと思います。
2:クラッシュオアナッシング
次は利き手でないほうの手の糸を親指に掛け変えます。そして、ダブルオアナッシングの要領で両手の人差し指を使い糸をとらえます。親指を使って行っているので厳密に言うとクラッシュオアナッシングですね。
クラッシュオアナッシングはこちらの記事でご紹介しています。
3:糸の輪を作る
上記の手順でクラッシュオアナッシングが作れたら次は糸の輪を作ります。利き手人差し指に掛かっている糸を人差し指で握り込んでしっかりと固定し、もう片方の手の親指にかかっている糸を離して下さい。ここまでの手順が合っていれば、ここで利き手に糸の輪が出来るはずです。
4:糸の輪を引っ掛ける
次はいよいよ糸の輪をヨーヨーに引っ掛けるのですが、言うまでもなく、この部分が一番難しいです。最初はヨーヨーに掛からなくても全く問題ないので「利き手の位置を動かす」のではなく「利き手をひねることで糸の輪を動かす」練習をしましょう。両手の位置関係を崩せば崩すほど糸の輪のコントロールが難しくなるので注意して下さい。
なお、もう片方の手の糸はつままないほうがやりやすいと思いますが、人によって異なる気がするので、なかなかうまくいかない場合はつまんでみても良いかもしれません。
5:トラピーズに戻す
最後はヨーヨーを右手の外側に動かし、トラピーズの形に戻して終了です。なお、掛かった直後の形はフーディーニウィップを掛けた形と同じなので、ここからレールコンボなどにつないでいくのも良いですね。
使用ヨーヨー
FAY(ヨーヨーリクリエーション)